Leica iCON build：ファサードと外部工事

外装とファサード工事のデジタル建築ツール

建築・建設を理解する：Leica iCONで革新をリード

Leica iCON製品群は、10年以上にわたり、シンプルさ、耐久性、効率性、建築・建設に特化したソリューションを提供しています。私たちは、建物や重工業向けソリューションを、お客様の現場のさまざまなニーズにあわせて発展させてきました。これを可能にしたのは建築・建設への理解です｡それは、お客様の現場での日々の作業とはどういうことかを理解することです。私たちは革新的なソリューションで世界的に知られていますが、私たちがこれまで築いてきた中で、もっとも誇りにしているものは、信頼です。

建築設計がより複雑になり、建設期間がより短くなる状況では、高精度の外装・ファサード工事と納期と予算を守るリソース管理のバランスをとることは困難です。ガラス接着工法、レインスクリーン、カーテンウォール、木材要素、その他の外装工事に関わらず、Leica iCON build は既存のワークフロー改善に調整されたデジタル建設ツールで、これらの課題への対処を支援します。合理化された検査と調整、正確なスケジュール設定に必要なすべての情報、高品質なファサードと外装工事用の迅速で高精度な芯出し・墨出しから、多くの利点が得られます。

IFC データから必要な点を取得

ファサードと外部工事に IFC データ（Industry Foundation Classes／オブジェクト共有用のファイル形式）を使用すると多くのメリットがありますが、オブジェクトデータは芯出し・墨出しのニーズに最適化されていないことがよくあります。Leica iCON build では、IFC オブジェクト上に点を作成し、類似したスタイルのすべてのオブジェクトに同じ点の選択を自動適用することができます。元の IFC データから、必要な点のみ選択・表示し、芯出し・墨出しを実施することで、チャンネルアンカーとその他の要素の工事をより簡単かつ迅速に実施できます。

工事前の検査、調整、スケジュール設定

芯出し・墨出しを開始する前に、コンクリートスラブ工事が設計と一致しているかどうかを確認することで、オフセットや配置を決定し、必要な修正を行い、プレハブ部材の現場搬入を調整するために必要なデータが得られます。Leica iCON build Checks アプリを使用すれば、前工程の位置決めや位置合わせを簡単に評価し、すべての準備が整っていることを確認したり、正確なフィッティングに必要な調整を行うことができます。

より速く、精度の高い芯出し・墨出し

ICON build のLayout Points アプリを使用すれば、不正確で時間のかかる巻尺による墨出しから解放され、より迅速で精度の高いワークフローが実現します。基準線の確立、オフセットの適用、チャンネルアンカーまたはサポートブラケットの墨出しを、デジタルポイントナビゲーション、カラーコード付き点品質の視覚化などの機能で実現します。トータルステーションの方向設定を助ける自動「turn-to 」機能により、より迅速に点を見つけることができます。これらのデジタルツールは総合的に大幅に時間を短縮し、エラーのリスクを軽減し、納期と予算を守りながら完全で高品質な施工を実現します。