スキッドステアとコンパクトトラックローダー用の Leica iCON iGW3
資材の移動、造園での敷均し、建設アプリケーションを最適化
スキッドステア (SSL) とコンパクトトラックローダー (CTL) は、大型建設のみならず、造園、住宅建設業界にも人気の高い重機です。これらの汎用性と柔軟性は、巧みな操縦が必要な狭い区域(庭園、駐車場、歩行者道、自転車道)での土木工事、土砂の敷均し/撒出し、レベリングアプリケーションに最適で、土砂の締固めを最小に抑える場合に理想的です。Leica iCON iGW3 ソリューションでは、土木工事作業を 3D ガイダンス機能でさらに最適化し、オペレーターが可能な限り最小の労力で業務を遂行できるようにしています。また、従来の杭打ちとレベルチェックのワークフローが不要になりました。
ワンフォーオール(多目的機能)
ライカジオシステムズは、全ての 3Dアプリケーションにソフトウェアおよびハードウェアから構成される包括的なソリューションを提供します。汎用性のあるケーブルフリーの Leica MCP80 パネルは、Leica MDS05、MDS20、MDS30 ドッキングステーションにより、重機間で簡単に交換できます。キャビン内部のドッキングステーションは、キャリブレーション値や油圧パラメーターなど重機固有の情報を保存します。このため、 データを失うことなく、MCP80 を他の重機に移動できます。さらに、ドッキングステーションには、統合 4Gモデムが搭載され、あらゆる地域でグローバルサポートを提供します。
稼働率を向上
使いやすい Leica MC1 ソフトウェア、SSL および CTL を使用することで、効率を高め、最初から仕事を正確に遂行できます。このソフトウェアでは全画面または分割画面ビューを選択し、ライブヒートマップ上でツールの動きを確認することができるため、作業中の表面に関する貴重な情報を得ることができます。表面記録機能はさらに、業務遂行能力を向上させます。これに加え、Modify Model 機能は、必要に応じてモデルを迅速に更新し、オペレーターが作業中に必要な調整を行うことを可能にします。
シームレスなデータ共有
ライカ ジオシステムズは、一連のソリューションにおいて、プロジェクトデータのシームレスな統合と共有を実現します。Leica ConX で生成されたプロジェクトファイルは、重機に搭載された Leica MC1 ソフトウェアにより、自動的に同期されます。この統合により、プロジェクトマネージャーは、表面記録機能により捉えられたすべての出来形データを ConX 3D ページに簡単に同期できます。この機能は進捗度の追跡、報告、体積計算、モデル作成を促進し、プロジェクト状況の包括的な概要を提供します。さらに、SSL と CTL オペレーターは、さまざまな 安全対策ソリューションのメリットを重機上または重機外で活用することができます。
汎用性と使いやすさ
ユーザーの課題に対処するよう開発された Leica MC1 ソフトウェアは、特別に建設業界向けに設計され、カスタマイズされたワークフローを提供します。このため、ソリューションを数時間で効率的に導入し、合理化されたプロセスでユーザーにメリットを与えます。システムのキャリブレーションは直感的なソフトウェアウィザードで、マニュアルでもTPS キャリブレーションでもとても簡単に実行できます。ソフトウェアは、チルトユニットの作成、複数バケットの作成をサポートし、日常業務中、オペレーターが別のバケットにすばやく切り替えることを可能にします。