Leica DS4000 EsT二周波地中レーダー
見えなかった世界へ、さらに深く
地面の下には、ガス、通信、電気、上下水道などの埋設管が複雑に絡み合っています。都市空間―そしてその下の地盤―が複雑化する中、リスク軽減のため掘削前に埋設物探査が不可欠となっています。
特許EsT技術を採用した二周波地中レーダーDS4000は、これまでの地中レーダーにはない技術で80MHz~1500MHzもの広帯域の信号をリアルタイムに処理するため、高分解能で細い配管も検出し、より深くまで到達することができます。
見えなかった世界へ、さらに深く
Leica DS4000 二周波地中レーダーは、EsT技術によって同じ中心周波数アンテナより最大60%深くまで埋設探査を行うことができます。900MHzのアンテナで、日本で2mの深さまで到達します。
EsTテクノロジー
DS4000二周波地中レーダーは、900MHz/200MHzのアンテナを搭載して、EsT技術を使った信号処理をおこなっています。DS4000のEsTは、80MHz~1500MHzの広帯域の信号をリアルタイム処理しており、高分解能でより深くまで到達することができます。国内でΦ20mmの塩ビの給水管も検出しました。
使用する偏波の変更
DS4000二周波地中レーダーは、一般的に使用されている水平偏波の向きだけでなく、アンテナの向きを90度変えた垂直偏波で地中レーダー探査も行えます。垂直偏波にすることで、コンクリート鉄筋の下にある埋設管探査で、鉄筋を通過してその下の埋設管などを検知しやすくなります。
4つのデータ取得モード
・lGNSS、トータルステーション、グリッド、クイックスキャンの4つのモードでマッピングから、現地マーキングまで全てを網羅
DS4000アクセサリ
・GNSSやTSを使用する際のポール取付キット
・不整地にも対応する大型オフロード車輪
・FLX100PlusなどLeica GNSS
Designed to perform
20kgの軽量でコンパクトなデザインにより、輸送もデータ取得も容易に行えます
折りたたみ式のハンドルバーで輸送も保管もコンパクトになります
ベルトで地中レーダーアンテナの高さを調整できます
クイックスキャンモードで素早く現地マーキングが可能
DS4000のメリット
EsTテクノロジーによりこれまでの地中レーダーよりも小さな分解能でより深く探査できます
4つのデータ取得モード:GNSS、トータルステーション、グリッド、クイックスキャン
地中レーダーアンテナンの向きを変えて水平偏波、垂直偏波のデータ取得が可能
Detection and underground mapping solution 埋設管探査とマッピングソリューション
DS4000は、CT1500タブレットとFLX100PlusなどのGNSSと組み合わせてマッピング地中レーダーデータ取得を行うことができます。取得データを後処理ソフトウェアiQMapsで3Dマッピング解析を行い、配管図を作成してDXFで出力することができます。シングルレーダーで効率的な解析を実現します。また、iQMapsには対応機種のプロジェクトデータを合わせて表示することもできます。