ビル建設におけるクラウド接続性の利点
ビル建設におけるクラウド接続性の可能性とその効果としてのワークフローの最適化と生産性の向上。
著者: ズーハル・デュラン・ゴーミネン
当社の製品エンジニア、ズーハル・デュラン・ゴーミネンが、Leica iCON クラウドサービスとこれらのサービスがビル建設プロジェクトにもたらす優れた利点に関するチャットに参加しました。 ご興味をもってただければ幸いです!
クラウドベースのコラボレーションと建設管理での利用の需要が高まり、その採用が進んでいます。 ビル建設業界にとって、これらのサービスがなぜ重要なのか、説明していただけますか?
建設クラウドサービスは、初期の設計から建築まで、高い効率と施工性を提供することで、建設業界に重要な進歩をもたらしました これらのサービスは、建設プロジェクトのライフサイクルに保管されたデータを利用します。
建設プロジェクトに意味深い、信頼性のあるデータを作成するのは基本的なことですが、面倒な作業でもあります。 すべてのプロジェクトで生成されるデータの作成とそれを更新するためにかかる時間を考えてみてください。 また現場やオフィスの人々に、そのデータの現状について知らせる手間もあります。 これは無視できる問題ではありません。毎年最も単純な建設現場から世界的な有名な建築まで、多くのプロジェクトの費用は元の予算見積りの数倍もかかっており、莫大な金額が無駄になっています。(出典)。 現時点では、クラウドベースのデータ管理ツールが、プロジェクトデータの管理を軽減し、管理的な負担を緩和しています。
またクラウドサービスは、信頼性の高い最新データを提供するだけではなく、建設プロジェクトにおけるやり直しや遅延の主な原因を削減する建設的な座標システムを提供し、重要な役割を果たしています。 これらのサービスは、問題を初期に特定し、現場でのやり直し作業数を減らすため、究極的にプロジェクトのコストと時間を削減します。 適切な建設管理手法がキーです。 効率的な建設プロジェクト管理は、プロジェクト作業と納品の進捗状態を追跡し、合理化します。 確かにクラウドサービスは、建設管理の不可欠な部分です。 これらのサービスの長点として、成長し続ける未来志向のサービスであり、建設市場のニーズを考慮できることがあります。
このようにクラウドサービスは、ビル建設業界にとって総合的な利点をもたらします。ここでLeica iCONを芯出し・墨出し、竣工、確認作業に使用する建築の施工に焦点を当ててみましょう。 これらのサービスは、どのようにユーザーとプロジェクト全体のフィードバックに役立つのでしょうか?
高精度のデジタルデータの生成は、建設プロジェクトのライフサイクルにとって最も重要な部分です。 市場には、建設データプールに追加されるデジタルデータ生成向けに複数のソリューションが存在します。 Leica iCON は、ビル建設産業向けにカスタマイズされ、芯出し・墨出し、竣工、確認作業に高度なソリューションを提供します。 これらのタスクはミリメートルの精度で短時間に完了・報告され、プロジェクトのチームメンバーに利用されます。 また現場の作業員やオフィスの従業員がデータに簡単にアクセスし、取得できることも重要です。 クラウドサービスは、竣工測量、点の杭打ち、検知された許容値外の領域、およびレポートを迅速に送信し、現場と事務所間の安全な連絡のやり取りを促進します。 サイクルで何が最新なのかが不明になる場合がありますが、内蔵されたトラッキングシステム/コントロールバージョンがこの問題を解決します。 これにより、より高い精度のプロジェクトデータを取得し、設計データがすでに旧式なのかどうかを迅速に判断することができます。 このような仕組みにより、現場でどのデータを処理すべきかという疑問をなくし、建築施工段階での墨出しに間違いを犯す可能性が少なくなります。
サービスと利点を理解した上で、Leica iCONはどの対応クラウドサービスを使用しますか、またそれはどれくらい使い易いですか?
設計、計画、建築、運用からビル建設プロセスを協力的、効率的にするクラウドベースのデータ管理ツールは豊富にあります。 私たちのLeica iCONの哲学の1つに、お客様が好むサービスをお客様の方法でデータに取り組むことを有効にすることがあります。 このため、私たちは当社のクラウドサービス、Leica ConXをサポートするだけではなく、Autodesk BIM360、Procore, Bricsys 24/7、およびBluebeam Studio Primeなど、他の設計と建設専門家のリーディングソリューションとパートナーを組んでいます。 これにより、Leica iCONを既存のプロセスに簡単に統合し、プロジェクトの効率性と生産性の向上を助けることができます。
現場作業員は、搭載クラウドサービスにアクセスし、最新かつ最も信頼性の高い設計データを現場で直接ダウンロードすることができます。 これにより、現場で芯出し・墨出し、竣工測量、確認作業を完了し、プロジェクト中、潜在的なエラーや不要なやり直しを最小限に抑制できます。 作業が完了すると、記録されたデータ、結果、およびレポートがクラウドプロジェクトにアップロードされます。 プロジェクトマネジャーと設計チームは、プロジェクトの進捗度を簡単に追跡し、現場のデータに基づいて必要な設計変更を迅速に行い、後に潜在的な問題が起こることを予防できます。
これらの製品の共通要素は、利用するサービスにライセンスが必要であるということです。 これらのサービスの最初のサインインと認証後、作業の完了に必要なプロジェクトとデータに迅速にアクセスし、結果を出し、プロジェクトの進捗を確実にすることができます。
これらのサービスの詳細情報はどこで入手できますか?
パートナーと確立したインターフェースは、iCON field ソフトウェアとパートナーのソフトウェアとの間で簡単に設定できるように設計されているため、簡単に接続し、パートナーシップの利点をご利用いただけます。 ソフトウェアパートナーハブの下に、異なるクラウドサービスの詳細情報と、ユーザーの初回設定をサポートするハウツービデオがあります。 Leica Captivateユーザー向けの追加情報は、以下の記事でご覧いただけます: 「Leica Captivate クラウドサービスで接続し続ける」。 iCONソフトウェアまたはハードウェアに関して不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
大変役に立つ情報です! ズーハルさん、ご説明ありがとうございます。
ズーハル・デュラン・ゴーミネン、 Product Engineer @ Leica Geosystems AG